西部劇一筋に多数の作品に出演した西部劇スター、ジョエル・マクリーが、名作『昼下りの決斗』以来、14年ぶりの映画界復帰を果たし、これが遺作となった西部劇。ひょんな成り行きから、野生馬を追って旅を共にすることになる、おじいちゃんと孫ほどの年の差コンビが、同じ目的に向かって協力し、苦難を乗り越え、やがて友情ともいえる絆を育んでいく姿を、雄大な自然を背景に、叙情豊かに綴る。 1925年、モンタナ州とカナダの国境地帯。かつてロデオのスターで、羊牧場を営む男ダンは、“ショショーニ”と名づけられた黒毛の野生馬を追って旅を続けていた。その目的は、その馬に懸けられた多額の懸賞金。だが、幾多のハンターたちを挫折させてきたその馬を捕獲するのは、至難の業だった。ある日、野生馬と格闘して負傷したダンは、見知らぬ先住民の少年ニカに助けられたことから、共に旅を続けることになるが…。
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公開年月日:1976-03-29